Monday Session(2/22)

昨年の年始からギターの藤井進一くんとスケジュールが許す限り毎週月曜に練習会(セッション)をすることにしています。セッションをすることでジャズの力量がアップは勿論のこと、それを日常的に行うことでより柔軟なインプロビゼーションやアンサンブルを習得することを目的にはじめました。

元々クラシックで音大を卒業して20代はファンクやフュージョンを、30代になってようやくジャズに入っていった自分にとって、いわゆるジャズプレイヤーにとっての基本作法みたいなものが欠如しているという自覚があり、はじめた当初はメンバーに迷惑をかけていましたが、ここ最近はようやく対等に話のできるところまで成長させてもらっています。ありがたいことです。

当初から前半をスタンダード・後半はコンテンポラリージャズかオリジナルを持ち寄ってというコンセプトでやっていて、特に最近は自分の曲をレコーディングする機会をいただいたりということもあって精力的に曲を書いては練習会に持っていって試すというある意味最強のルーティーンができあがっています。

通常は藤井進一(Gt)・深尾久徳(Bs)・亀井孝太郎(Dr)と自分の四名ですが今回は先日のMBOでセクシー極まりない圧巻のソロを吹いていた石田寛和さんをお誘いしてクインテット編成での練習会でした。前半のスタンダード中心に参加していただきました。

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石田さんがデイブリーブマンのようです。
今日も色気満載の演奏により同室の男性四人が悩殺されました。

オリジナルの時間帯は変拍子やコンテンポラリーを中心にセッションしていましたが、今ブームなのは一曲を通してルバートで演奏するスタイル。先週はルバートのオリジナルを藤井くんが書いてきたので、対抗して昨年12月にATOM SAXOPHONE QUARTET用に書いた全編ルバートの「STORY」という曲をバンド編成で試してもらいました。

ギターでGを基音とする一つのモチーフをルーパーで持続してもらい、サックスでメロディーを、ギターでコードを弾きながらインプロビゼーションを交え、ベースはアルコでベースラインを。ドラムは始終フリーに演奏。これがカルテットとは違って不確定要素が多くおもしろい質感になりました。クラシックとコンテンポラリーとフリージャズの間という感じで、これもレコーディングできたら面白そうなサウンドです。とはいえかなりアート路線に振った世界観なので一般ウケしないこと請け合い。言ってしまえば売れる要素が何一つ無い!サウンドの誕生です。こんな実験的なことができるのも練習会の醍醐味です。

ここから面白いアイデアやサウンドが生まれてくるように取り組んでいく所存ですが、何を隠そう3/23に配信される「Sign」もココで実験して育てた曲の一つなんです!是非聴いてください!

練習曲リスト

  • Along Came Betty
  • All the Things You are
  • Falling Grace
  • Moment’s Notice
  • Tell Me a Bedtime Story
  • Recorda Me
  • Hurry Up(深尾オリジナル)
  • Story(副田オリジナル)